出納(すいとう)室に所属しています。町に入ってくるお金(歳入)と出ていくお金(歳出)の管理をしている課です。
私の担当は歳出で、いろんな課から回ってくる請求書の内容を確認して計算してとりまとめてます。
例えば役場の電気料金や電話料金、物品購入費、補助金、工事費などの支払いを行います。
その合間に、窓口にきた方の対応も行います。
いろんな部署から伝票が届くので、支払い先や金額が合ってるかなど確認して指定の金融機関に振り込みます。
支払いが多いと確認作業にも時間がかかるため、お金を扱うからこその緊張感もあります。
月末は特に多く、何百件もくるので忙しくなります。
前職は旭川の金融機関で働いていました。
細かい計算をするのが好きだったので、お金を扱うお仕事が向いてると思ったのがきっかけでした。
あとは都会への憧れもあって、仕事をするなら上川町を出たいと思っていました。
ところが、最初の1年目は旭川の勤務だったのですが、たまたま2年目に配属が上川町になって戻ってきちゃったんです。本当はずっと旭川に残りたかったのに。「なんでまたこんな田舎に」と最初は思ったんですが、戻ってきてから人との繋がりや温かさに気づきました。
私の所属していた金融機関は6年目からは転勤があると聞いていたので、この町を離れたくないと思って退職しました。
そこから上川町役場の臨時職員になったことがきっかけで、公務員試験を受けて正式に職員になりました。
今の部署も前職の経験があっての配属なのかなって思いましたが、計算するのは得意なので大変なこともありますが楽しいです。
実は、亡くなった父も役場の職員で、母も臨時職員をやっていました。だから配属先も私のことを小さい頃から知っている人がたくさんいて、とても優しくしてくれます。
町の人はみんな優しいし、温かい場所だから好きです。
外からこの町に移住してくる人もいますが、若い人は出ていく人も多くて。
今いる人たちが上川町をもっと好きになってもらえるように私自身ができることをしていけたらなと思ってます。
今の町長と仲良しだった父も、この町への想いは強かったと思います。
だから自分もいつか町長を目指すくらいの気持ちで、上川町という場所を大切にしていきたいですね。
中学時代はバレー部で、高校は硬式テニス部でした。体を動かすのが好きですが、ストイックに強いチームを目指すよりも、みんなで楽しく体を動かす方が好きです。
高校時代も本当はバレーを続けようと思ったのですが、強豪校で練習が厳しそうだったので楽しく部活に参加出来そうなテニス部にしました。
でも、高2から先生が変わって結局テニス部も練習がキツくなってしまいましたけどね。
今も上川町役場の女子バレー部に所属して週2くらいは活動しています。
最近はウォーキングとジョギングの朝活も始めました。
体力をつけたいのと…実はダイエットもかねて。
人が温かい町、もっと関わりたいと思える場所です。
自然が豊かでラーメンも美味しい!気候も過ごしやすく、新しい人との繋がりもできます。
最初はこの町へ移住してくる人の気持ちが理解できなかったんです。一度就職したら「同じ仕事をずっと続けるのが普通」と思ってたので。好きなことをやるために住む場所を変えて仕事をするという発想がありませんでした。
この町で新しいことに挑戦する人達と出会っていなかったら、きっと今も前職を続けていたと思います。
人を通して新しい発見があるのも、この町の魅力だと思います。